好きなことで、生きていく

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バフェット太郎(@buffett_taro)です。

 

今から三年前の2014年10月、「好きなことで、生きていく」というキャッチコピーがYouTubeのCMで流れましたが、多くの人は「私とは関係ない」と思ったはず。

 

好きなことだけして生きていけるなら誰も苦労しないし、たとえ幾ばくかのお金が稼げたとしても家族を養うなんて絶対無理。そもそもYouTubeやブログは参入障壁が低く、誰でも始められてしまうことからレッドオーシャンになりやすく、ビジネスとしては成り立たない。

 

そうやって考え、始める前から諦めて、スタートラインにすら立たない人があまりにも多いです。逆説的ですが特に賢い人ほど「自分よりすごい人はたくさんいる」とか「費用対効果が悪すぎる」などとうまくいかない理由を挙げて一向に始めません。

 

投資ブログの世界でもそれは同じで、誰もが始める前から「うまくいかない理由」をたくさん並べて誰も本格的にブログを書こうとはしていなかったのです。

 

彼らは、「投資・経済・金融の知識がある程度あっても、自分よりもっと詳しい人はたくさんいる。そもそも自分自身が投資をうまくできるかわからないのに、どこの馬の骨ともわからない素人の投資ブログを読もうとする物好きなんていない。それにこれから書こうとしているブログの内容なんてすでにインターネットに出回っている情報ばかりで差別化なんてできないし、ブログを継続的に書ける時間の確保も難しい。仮に月間10万PV読まれるブログを作れたとしても、そこから得られる広告収益は2~3万円程度でしかなく、10万PV稼ぐのに最低一年くらいかかるとするとしたらそれこそ費用対効果が悪すぎる」などと考えているのです。

 

始めない理由を挙げれば山のように出てきます。そのため、バフェット太郎が投資ブログを書き始める前の2015年は、趣味の延長線程度の投資ブログしかありませんでした。みんな初めから稼ぐことを諦めていたわけです。

 

 しかし、ブログやYouTubeでそこそこ人気者になってお金を稼ぐことはそんなに難しいことではありません。例えば、スナックを例に挙げればわかりやすいと思います。

 

映画「君の名は。」で主人公の三葉は、糸守町には「21時に終わるコンビニ、カフェはない、なのにスナックは2軒ある」と愚痴るシーンがあります。

 

「潰れないスナック」はどこの田舎にもあって、美人なママがいるわけでもなければ特別おいしいお酒や料理が出てくるわけでもありません。しかし、飲食店経営において最大の固定費となる家賃(路地裏など人通りのない場所、または二階以上)と人件費(場合によってはママ一人)を極端に抑えた上で、その町で数少ないスナックとなれば自然とファン(顧客)が付くものです。

 

ブロガーやユーチューバーもスナックのママと同じで特別な才能は必要はありません。その町で数少ないスナックとなれるように、ライバルのいないカテゴリーを見つけてコンテンツを流し続ければいいだけです。

 

また、文章を書くことと、そのカテゴリーが自分にとって「好き」でなければなりません。なぜなら、好きでなければとてもじゃないけれど続けることが難しいからです。別の言い方をすれば、「好きなことで生きていく時代」というのは、好きなこともなければ(文章や動画)で発信することも苦手な人にとっては、嫌いなことでしか生きていけない残酷な格差社会でもあるわけです。

 

★★★

 

アップルの「iPhone」などスマートフォンが普及したことにより、ユーザーは常にインターネットと繋がるようになり、情報の発信と受信がいつでもどこでもできるようになりました。また、これと時を同じくしてグーグルの広告事業も加速度的に成長しました。

 

これにより、誰もが好きなことを発信してお金を稼げる時代になりました。三年前のあの日、グーグル(YouTube)の「好きなことで、生きていく」とのキャッチコピーは、好きなことがある人にとって、まさに福音だったのです。

 

バフェット太郎はYouTubeの「好きなことで、生きていく」というキャッチコピーを見てハッとなって、そして一年くらいゆっくりブログの方向性や、がら空き状態のカテゴリーを探して、16年1月、満を持して「バフェット太郎の秘密のポートフォリオ」を立ち上げました。

 

ちなみに今はまだ、誰も手を付けていないがら空き状態のカテゴリーは山のように転がっています。これは誰もその本質的な価値に気づいていないことから起こっていることなのですが、将来、みんながその価値に気づいてからは後の祭りなので、好きなことがある人は一刻も早く始めた方がいいですよ。

 

グッドラック。